金貸しについて

手札に銅貨が1枚も無い場合の記述が無い(カード自体にも、ルールブックにも)。
たとえば<役人>ならば、使われた側は手札に勝利点カードが無い場合手札を公開しそれを明示したり、たとえば<貧民街>ならば、手札にアクションカードが無いことを公開し明示して+2カードを引くわけだが、<金貸し>には使用した際に、「手札に銅貨が1枚も無い」と宣言したとしても、銅貨が無いことを明示する義務が無い。

アクションカードは「書かれてることで出来ることはすべてする」という大前提のルールこそあれ、「書かれてることが出来ないならばそのアクションを使用することは出来ない」などというルールは無いので、手札に銅貨が1枚も無いにもかかわらず<金貸し>を使用することはルール上なんの問題も無い。

ま、「<金貸し>を使う=銅貨を廃棄して仮想コインゲット」なのだから、<金貸し>を使用して「銅貨ないです」って嘘申告するわっきゃないので、なんの問題も無いわけですが。

よく見たら、<鉱山>(手札から財宝カードを1枚選んで廃棄〜)、<玉座の間>(手札からアクションカードを1枚選んで2回使用〜)も同様。
それぞれ、使用したけど「手札に(財宝|アクション)が1枚も無いです」宣言がルール的には可能で、それを明示する義務が記述されていない。

以上、普通のプレイ上は気にする必要はまったく無いお話。