ドミニオン 玉座の間 ルーリング 薬草商

玉座→薬草商

(7/29に書いてます)
昼にしたpostのまとめ。発端はギークthrone-room-herbalist
内容は「玉座→薬草商したらターン終了時に財宝カード2枚を戻せるの?それとも1枚?」というスレッド

ドナルド

応えて曰く

One. You are only discarding one Herbalist from play.

1です。あなたは1枚限りの薬草商しか場から捨てていません。

In general when there is a line dividing the card (中略),Throne Room does not copy the stuff under the line.

一般的に、カードを分割している線がある場合、玉座の間は線より下の部分をコピーしません。

That stuff doesn't happen when you play the card, and Throne Room only doubles stuff that happens when you play a card.

その部分はあなたがそのカードをプレイした時に起こりません、そして玉座の間はあなたがカードをプレイしたときに起こるものだけを2倍にします。

プレイした時に起こらない効果を2倍しないなら

持続カードはどうなの?(ルールブックには玉座→持続としたら次のターンも2倍の効果を行うと記述があるので)という疑問が発生するが、それに応えてドナルド曰く

(前略)That is a rule that happens this turn - it sets up something to happen later.

それ(このターンと次のターン何かするという記述)はこのターンに何かを起こし、後で起こる何かをセットアップ(予約?)します

Herbalist does not refer to "this turn" or "next turn."

薬草商(の線の下の部分)は”このターン”についても”次のターン”についても言及しません

It just has a rule that happens at a particular time.

それは特定の時(薬草商を場から捨て札に置くとき)に起こる規則(場の財宝カード1枚を山札の上に戻す)がただあるだけです

If for example there were some way to let the card stay in play an extra round,that would be fine, that rule would still happen when appropriate.

もし、例えばカードを追加のターンに残す何らかの手段があればその規則は適切なとき(=薬草商を場から捨て札に置くとき)にそれ(場の財宝カード1枚を山札の上に戻す)を起こすでしょう

なんだかよく分からなくなってきたけど

要するにドナルドが言いたいのは

  • 持続はアクションフェイズにプレイした事と紐付けられ、プレイしたターンとその次のターンという縛りがあり
  • 線の下の記述はアクションフェイズのプレイとの紐付けはなく、記述された時に記述された効果が発生する

というデザイン上の差があるという事らしい

飽きてきたので

そろそろまとめ


玉座の間の一般即(追加)「カードを分割している線がある場合、玉座の間は線より下の部分をコピーしない」であり、
薬草商の「あなたがこのカードを場から捨て札に置くとき〜の効果は"線より下の部分"に記述されている」ので、
玉座→薬草商してもクリンナップに戻せる財宝カードは1枚」となる


(以下、上記があまり一般的に見えないので追加)

玉座の間の一般即(追加)「玉座の間はカードをプレイしたときに起こるものだけを2倍にする」であり、
薬草商の「あなたがこのカードを場から捨て札に置くとき〜の効果は、"線より下の部分"に記述されているため、プレイしたときに起きるものではない」ので
玉座→薬草商してもクリンナップに戻せる財宝カードは1枚」となる

ちなみに

錬金術までにリリースされているカードでテキスト欄に線のあるカードは
「堀」
「秘密の部屋」
「大広間」
「貴族」
「島」
灯台
「薬草商」
錬金術師」
「へそくり」


「薬草商」以外は今回の案件には引っかからないと思われ
(「錬金術師」や「へそくり」は、それら自身を操作するに留まるので)